脾臓摘出
すっかり、さぼっていました。
世界はコロナウィルスでSF映画の様相を呈しています。
人々はみなマスクをつけ、病院では防護服にフェイスシールドの医師たちが
戦場さながらに治療にあたっています。
私の癌がどうなったかよりも、コロナのほうが怖い。。。。
さて、ステロイド40ミリ/dでコントロールできなくなったため
脾臓を摘出するという、ほぼ最終兵器的な決断となりました。
昨年の夏の事です。
手術の前には、術前検査というのがあり、内視鏡で、胃カメラと大腸カメラ。
大腸カメラの先生がイケメン!!って・・・微妙です。
CT検査で脾臓の大きさを確認。
心電図、付加心電図、ともに異常なく、予定通り手術に臨みました。
外科の先生は、めっちゃいい先生で、腹腔鏡も得意!!!って
先生を信じます。なるべく開腹手術になりませんように。。。。
先生は、素晴らしく腕利きで、ちょっと大きな脾臓を取りだすために
2センチくらい切っただけですみました。
腹腔鏡って、穴とおへそに絆創膏がはってあって、ぺた!って
すごいです!
ありがたや!ありがたや!
それでも、手術の次の日は飲まず食わずで、それが辛い。
痛み止めは手元でボタンを押すと患部に注入されるようになっていて
押しては少し寝て、起きてまた押して。
み、み,みず~~飲みたい!!!!って砂漠の漂流者のようでした。
2日目に水を飲んで、3日目に重湯。水も重湯もなんと美味しかったことか。
手術後は1週間で退院。
でも、臓器をひとつ取っちゃうにしては軽くすんでいる感じ。
脾臓摘出の人のブログとか読んで、けっこうビビッていたものの、
思ったより順調で、人の身体の回復力ってすごいな~と感心したのでした。