節性辺縁帯リンパ腫って・・。
先日とったPET-CTの結果を聞きに病院へ。
結果は、ほぼ順調・・・。
先生の所見によると、まだ頚部リンパに癌細胞が残っているかもしれないけれど、
クームスという抗体検査は(-)なので一応、抗がん剤治療は終了です。
血液の癌の場合、癌細胞がゼロかどうかは検査ではわからないのだそうです。
かといってこれ以上、抗がん剤治療を続けるのは差し引きマイナスになるという
事なのでしょうね。
症状も出ていないし、貧血も大丈夫。
とりあえずは2か月後に血液検査して様子を見ましょうということでした。
さて、私は自分のリンパ腫が「びまん性B細胞型」というやつだと思っておりました。
これは中悪性度で悪性リンパ腫の30パーセントくらいでポピュラーなやつです。
なぜ、そう思っていたのかというと、巨大B細胞が見られたということと、よくある種類というようなお話を聞いたのだと思います。
ところが、本日
先生から「あなたのは低悪性度ですから」という一言があり
「じゃ、先生、濾胞性ですか?」と私。
「いえ、辺縁帯というものですけど」「言ってませんでしたっけ?」
「いやあ~~聞いてないと思いますが・・・・・」
そして先生は、節性辺縁帯リンパ腫・・・と紙に書いてくださいました。
いやあ~~びっくり!!!!
今まで6か月間ずっと、「びまん性B細胞リンパ腫」と思い込んでいたのに~~~!
ありえない!!!!
正直、検査の結果がぶっ飛んじゃうくらい、自分が思い込んでいた病名と違っていたことが、すごいショック!!
ちなみに悪性リンパ腫の発生率は10万人に10人(どうして1万人に1人っていわないんだろう?)(分母が大きいほうが信頼性があるのかしら?)
辺縁帯リンパ腫はそのうち10%。節性となるともっと少なくて1%
ということは100万人に一人という珍しいタイプなんだそうです。
(数字はかなり大まかなものだと思います)
さて、節性というのはリンパ節が癌ができる場所になってます。ということで辺縁帯というのはよく意味が分かりません。胃とか腸とかからリンパ腫ができる場合が多いので辺縁帯といわれているのかしらね・・。
このタイプのリンパ腫は自己免疫疾患や炎症からリンパ腫になるのではと言われているみたいです。菌からなるのもあります。EBウィルスやピロリ菌などですね。
私の場合は頚部リンパ節。
今日聞いたところなので、あわててネットで調べたもので、まだ自分でもよくわかっていないのです。
低悪性度のリンパ腫は進行はゆっくりで時間がかかるわけですが、抗がん剤が効きにくく完治は難しいのです。
「という事は、先生・・・再発しやすいですよね」
「そうなのよね。再発しやすいです」
あらま!!
「でも、リンパ腫が原因で死ぬ人はあまりいないので」
ということらしいので、症状がでなければ様子見で。
出たら、またその時に考える・・・。
なにせ「症例が少ないので、何が有効なのか、どうなるのか、わからないんですよね~~」
と言われたのでした。
う~~ん。いいのか、悪いのか、よくわかりません。
ゆるゆると楽しく生きて行こう!と強く思うのでした。