骨折、初体験
抗がん剤治療や放射線治療などで、免疫力が落ちている人にとって、
このコロナは本当に恐怖だと思います。
私のかかっている病院では、コロナの患者さんを受け入れているため
できるだけ手術なども緊急でない場合は、延期にしているようです。
いつまで、延期するのか、手遅れになったりしないのか。
きっと不安に思っている人も多いでしょう。
入院しても、面会は現状禁止になっていますし。
心身ともに、きついですよね。
1年前の私の状況が、今だったら最悪です。
ステロイドは大量服用してるし、手術はいつできるかわからないし、
リンパ腫は増えてるし・・・・。病院にいくのも怖いし。
去年、手術をしておいて良かったと思っている次第です。
さて、手術は成功し、退院してからは、体力を取り戻すため
毎日歩くことを日課にしていました。
2週間もすぎたころ、もうだいぶ歩くのも人並になってきて、
ちょっと、調子にのりました。
2キロほど歩いて訪ねた知人の家のインターホンを押すために
手を伸ばし・・・・・お、お、おっと~~
バランスをちょっと崩したら、へなへなと
まるでスキーの初心者が、まったくスピードのないゲレンデで
横倒れみたいに、ぱたんとコケるような・・・あらららら
スローモーションでこけました。
ねんざしたかな・・というくらいの感覚で、あいたた!!!
でも、まさかちょっとひねった位なのに、こんなもんで
折れているとは思いませなんだ。
湿布して、次の日念のために整形外科に行きレントゲンを撮ると
「きれいに折れてますね~~!!」
という見事な骨折。足の甲の指の骨が2,3,4と3本。
ぎゃ!骨折だ!
産まれてこのかた、どんなにひどい転び方をしても骨折したことなかったのに。
それが、こんなに簡単に折れちゃうんだ。
やはり、ステロイドの副作用で骨がもろくなっているわけです。はい。
がんばって、毎日歩いていたのに、
骨がつくまで結局2カ月近く・・・仕事に復帰できませんでした。
骨がつくまでは車の運転はダメです!と言われていたので。
急ブレーキを踏むと、せっかくついた骨がまた、折れると・・・
骨折は右脚だったので
「先生、左足でブレーキ踏みますから運転できます!」
「ダメ!」
というわけで、人生初骨折。初ギブスを経験したのでした。
念のために骨密度の検査をしてもらったところ、
な、な、なんと
80代の骨密度でした。ショック~~~~~
そりゃ、折れるわな。
ステロイド、おそるべし!