療養中につき。

悪性リンパ腫になっちゃいまして、療養中です。

早くもくじけた糖質制限

今週に入ってからどうも体調がおもわしくなく、はたして抗がん剤の副作用なのか、

糖質制限のせいなのか、わかりません。

とりあえず、スーパー糖質制限はやめました。

気持ち悪いのに、たんぱく質とか油脂とかとれないし。

夜だけ糖質制限という緩い形にしてみました。

いろいろ検索して調べた結果、いきなりのスーパー制限はやはり無理があるようで、体が慣れるようになるまでは1か月以上かかるらしいです。

身体が慣れるまではやっぱり調子が悪いのであれば、せめてここは抗がん剤の副作用の辛さだけに抑えたいわけです。

 

抗がん剤にも本当にいろいろありまして、私の使っている抗がん剤はたぶん比較的副作用も強くないのではないかと思われますが、それでも、1回目、2回目と回を重ねるごとに、どんどん身体の調子はさがっている気がします。

後、2回なんとかのりきらないと・・。

抗がん剤治療をするときに、お医者さんから「あんまり嫌がると、体が拒否して効きが悪くなるよ~~」なんて言われましたがほんとでしょうか?

心配です。そんなに嫌がっていないつもりなんですが、体は正直だからなあ~~ww

 

 

 

糖質制限6日目

女性は70%くらいが糖質でできているのではないかと思われます。

甘いものやお芋、ジャガイモ、それにパンや果物・・・・。

私の食事内容も、ほとんどが糖質で、それに対して、肉類はあまり好きではなく、魚を食べようと思うと、ご飯なしではなりたたないことが多いです。

夏井先生のようにお酒を召し上がるかたは、夕飯にお酒少しとおつまみ、みたいな食事が当たり前だったりするかもしれませんが、私はお酒も飲めないので、夕食にはほんとに困ってしまいます。

緩い糖質制限から始めると、体も徐々になれていくのかもしれませんね。

 

というのも4日目ぐらいには、どうも体の調子がイマイチでだるかったり、頭が痛くなったり、これはあまり厳密にやるのは無理かも。

いきなり、スーパー制限ではなく、徐々にやったほうがいいのかもしれません。

 

というわけで、朝はブランパンを食べました。ローソンで売ってます!

ダイエットがメインではありませんが、6日目で1・5kg減りました。

これは、間食でおかしやらを食べないのが大きいと思います。

 

いろいろな食事療法がありますが、食事制限をストイックにやるのは、良し悪しはともかく、妄信的に偏った食事をすることに関しては危険なしがします。

自分の体調や生活に合わせて少しづつ取り入れるのがよいかと思います。

もちろん、病気のための食事制限や食事療法はある程度きちんとやらないと成果は出ないと思いますが、糖尿病の治療でもカロリーや蛋白制限をしても無駄で糖質制限をすべきだという説には、びっくりぽんですよね。

今まで、患者さんはみんな信じて、一生懸命食事療法をしていたのに・・・・。なんということでしょう。

今ある説が絶対に正しいといういうのは、思い込みで、ほんとうはもっといい方法があるかもしれません。

傷だって消毒しないで乾かさないほうが治るって・・・50年生きてきてこんな日がくるとは(笑)

だから明日のことはわからない!

今正しいといわれている事は、絶対ではない!

心にしっかりと刻んでおきます!!!!

 

 

アフラックの宣伝ではありませんが

別にアフラックの肩をもつわけではありませんが、がん保険に入っていて、ほんとによかったと思いました。医療保険の特約に癌もつけておいたので助かりました。

自分が癌になるとは全く予想だにしていなかったので、ずっと無駄な保険料を払い続けていると思っていたわけですが、今回初めて医療保険がん保険の給付を受けることになり、人生って何があるかわからないという事を実感したのでした。

 

医師から病名を告げられた時に思わず

「それって、癌ですよね!」と念押しちゃいました。

癌なら、がん保険がおりますから、癌なのか、そうじゃないのかは大きく違います。

しかし、最近のがん保険では、細かい規定で癌なのに、癌と認められずに保険がおりないという例もあるとききますので、要注意ですね!

私の年齢(50代後半)では、まわりに同世代で癌と言われる人がそう珍しくはありません。友人も何人かすでに失くしています。

ですが、癌もいろいろありますので、ひとくくりにはできません。

昔「がんと闘うな」という近藤誠先生の本を読みました。10年以上前になりますが、そのころから比べると癌をとりまく状況もずいぶん変わってきているのでは?と思ったりします。

手術方法もより侵襲性の少ないものになってきていると思いますし、放射線治療の範囲や方法、適用も広がっていますし、第一選択で放射線を選ぶことも可能です。

抗がん剤も昔より副作用に注意がはらわれていると思います。吐き気止めの効果がすごいためか、私の場合はまったく吐き気もありません。

 

まあ、毒ですからまったく副作用がないわけではありません。が我慢できる範囲内ではあります。髪が抜けたりしても、また生えてくるから大丈夫!

 

癌になった場合は自分で情報を調べて詳しく知ることができますし、治療法にしても医師からの一方的な決定ではなく、自分なりの考えを反映してもらうこともできると思います。

そういう点で、以前とはかなり違うのではないかと思っています。

 

何人かの癌になった知り合いや友人たちは、みんなとても我慢強く、立派でした。

今も癌と共存していたり、再発の不安を抱えていたりする人もいます。

私はこれからどうなっていくのかな・・・。

できることをやりながら、とりあえず今日を生きていきます。

刹那的になっているわけでもありませんし、楽観視しているわけでもありません。

なっちゃったものはしょうがないから、付き合っていかないとね。

素敵な病院

糖質制限3日目

糖質制限で制限するのは、主食と言われている、お米のご飯、パン、麺、小麦など穀物粉類、お砂糖,果糖、根菜類(芋、レンコン、ニンジン)等。

食べていいいのは、肉、魚、卵、大豆食品、葉物野菜、果物はアボガドだけ、キノコ、乳製品、油。

ちょっと大まかな把握ではありますが、これが私の認識です。

ちなみに目指してるのは糖質5グラム以下のスーパー制限ですが、とりあえず慣れるまでは、3食主食抜きでいこうと思います。

今朝の食事は  ★オールブランシリアル&無糖ヨーグルト

        ★卵(1個)&チーズ(1枚)スクランブルにしたもの。

        ★ウインナー(3本)

        ★グリーンアスパラ(オリーブオイル炒め)

 

さて、病気での長期入院というのは初めての経験でした。

虫垂炎で5日、出産で3回の入院経験はありましたが、出産はまあ、病気では

ありませんしね。

突然の入院、初診でいきなりですからね。びっくりしました。

ヘモグロビンの値が正常値の半分以下だったらしく、先生は「よく来れたね」くらいの驚きようで、家に帰るなんてとんでもない!すぐに入院してください!!!という状況でした。

そして今までよく話では聞いていたシチュエーション。

入院のベッドが空いていないので、とりあえず個室に入っていただけますか?

差額ベッド代1日25000円・・・・・・。

 

1日25000円ってどこのホテルですか~~~~!!!!

1日5000円程度のビジネスホテルにしか泊まらない私なのに。

温泉宿だって、食事つき1万円ぐらいがお値打ちでいいのに。

 

しかし、「このまま家に帰ってはいけない。へたすると死んじゃうかもしれない」

そういう状況で、じゃ帰ります!って言えない。でしょ?

1泊3食付き(食事代は別)25000円のお部屋に入院しましたとも。

他のベッドがあいたら移る予定だったのが結局、何の陰謀か半月もその部屋に入っていました。

入院した当時はお見舞いに来て下さる友人も多かったので、個室だったのはよかったですけどね。

年が明けて、4人部屋に移ったものの、他人の気配がする部屋で寝るのはどうも神経が緊張してぐっすりとは眠れなかった気がします。

 

お高い個室にいれられちゃったわけですが、その部分を除けば、この病院はとてもいい病院でした。

★お医者様、看護師さんがとても優しい。

★清潔で入院したのが最上階でもあり、めちゃめちゃ眺めがいい。(富士山が見え

る!)

★担当になってくれた研修医の先生がとってもイケメンで優しい。(ラッキー!)

思っていたより入院生活はそう悪くもなく、いろいろ救われたり、癒されたり、

最低限のヘモグロビンでやっと生きている私は、高地トレーニングをしているアスリートのように、その体の状態になれちゃっているらしく、自覚もあまりなくて

やっとこさ生きてるくせに、安静にしているのが苦手で・・・。ふらふらしながら歩き回っては看護師さんに「気を付けてね」と注意されていました。

一番辛いのは、その階から出てはいけないので1階のコーヒーショップに行けないことなのでした。

自由を奪われるって・・・こういう事なのね。

ああ、カフェモカが飲みたい!!!!

 

糖質制限始めました。

糖質セイゲニスト

 

昨日から糖質制限を初めてみることにしました。

「糖質セイゲニスト」というのは、夏井睦先生の造語だそうです。

「炭水化物が人類を滅ぼす」「傷は絶対消毒するな」等、とんでもなく面白い本を

書かれていらっしゃるお医者様です。

 

肥満でも糖尿でも、高血圧でもありませんが、50代後半にして、まったく予想だにしていなかった病気(悪性リンパ腫)になってしまいました。

悪性リンパ腫というのは、とても怖い名前ですが、ちなみに良性リンパ腫というのは聞いたことがありません。たぶん、良性のものは、ほうっておいても自然になくなっちゃうやつ、あるいは大きくならないやつのことなのかと思われます。

悪性リンパ腫というのは、リンパ球の癌です。

悪性度の低いのから、高いのまでいろいろありますが、私のはリンパ球のうちのB細胞という子がなぜかぐれちゃって癌化したという悪性度が中程度のもの。

B細胞が癌化して、赤血球にケンカをうって破壊しちゃうために赤血球が足りなくなり、その結果、ひどい貧血をおこしてしまいます。

貧血で入院したのは2015年12月

病気の詳細が判明したのは年明けでした。

そこから、抗がん剤治療が始められ、現在は4回目(3週間間隔で行われる)が終わったところです。

 

抗がん剤治療の副作用として、ステロイドプレドニゾロン)の大量投与のために、

むくんだり、食欲が抑えられなくて太ったりという状況。

退院時(2月初め)より3キロは太ってしまいました。

 

現在体重53㎏

お腹もポッコリです!

3回目の抗がん剤治療が終わった時点で、検査(PET-CT)を受けたところ

まだ、頚部リンパ節と脾臓に癌細胞が残っている結果に少しショックを受けました。

だいたい自分が癌になるわけがないと思っていたうえに、すみやかに治るだろうと

根拠もなく、思っていたので(笑)

ネガティブな思考、真面目な完璧主義者、ストレスをため込み我慢強い。

って、そういう人が癌になるものだと・・・・。

私はまったく真逆なのに・・・・。おかしいぞ!

お気楽、適当、我慢しない。

好きな事しかやらない。

怒らないし、へこまない。

そういう人間だと思っていたのに。

私が癌になるのなら、今まで精神的なものが癌の原因になるって

まことしやかに言われていたことは、なんの根拠もなかったと思われます。

あるいは、自分で思っていた自分の性格はただの思い込みかこうありたいという

願望であって、本質は違っていたとか?

どちらにしても、確率的には75万人に20人という(わけのわからない統計)でかかった病気なので、今年は当たり年だから、宝くじもあたるんじゃないかと思ったりしています。

 

というわけで、癌にも効くという糖質制限を始めます!