療養中につき。

悪性リンパ腫になっちゃいまして、療養中です。

治療家としての自分の治療

自分が治療家だということをすっかり忘れていました(笑)

というか、人の治療はするけど、自分の治療はしようとも思っていなかった。

自分の事なのに、人任せ・・・医者任せ・・・。

すっかり患者になって甘えていたのですね~~!

今年、なぜか目が覚めたように頭が働きだしました。

 

とはいっても、かなりの脳細胞が減ってる感はいなめない(笑)

 

ついつい、本を読んだり、ネットでいろんな先生からの情報をゲットしたり

夜中まで勉強しちゃう・・・そこがほんとに悪いとこです。

楽しいとまでは言わないけど、いろいろ次から次へと疑問が沸き上がってくると

調べずにはいられない・・。眠れない・・・。

 

で、ミトコンドリアとかATPとかクエン酸回路とか・・・・あ~~そういえばあったよな・・って記憶の底から引っ張り出して復習。

癌の治療薬でカタカナはもう沢山な気がしていましたが、

まだまだ、カタカナの海に飛び込んで溺れているところです。

 

今日はサプリメント、オイル、をいくつか購入。

糖質制限と・・ケトン食治療の違いがまだよくわかっていません。

ひょっとして同じ?

 

癌治療に関してはダイエットとは少し違っていて、

癌の栄養になる糖質はカット。

その代わりにケトン体をエネルギーに使う。

ケトン体指数は1000μml/l必要だそうです。

ちなみに、普通の人の数値は28~120μml/l

いかにしてケトン体を増やすかですよね・・・。

ケトン体を増やすのを助けてくれるのが

不飽和脂肪酸、中鎖脂肪酸

亜麻仁油とか、MCTオイル、とかココナッツオイルのオメガ3脂肪酸

有効だそうです。

 

今日はココナッツオイルと亜麻仁油を買ってきて、早速飲んでみました。

紅茶に入れてのみましが、ココナッツオイルは好きな香りなので、なかなかいける。

普通は大匙一杯くらい一日飲めばよい、とのことでしたが・・・。

治療では、大匙2杯(30g)から始めるようです。

 

ダイエットで使う人が多いようですが・・。糖質制限をしていなのに、オイルだけで

やせようとしても、かえって太るという・・・恐ろしい例もあるらしいので(笑)

要注意ですね。

再びの糖質制限1日目

今日の献立

朝  ブロッコリー 茹でただけ

   がんもどき半分 煮物

   納豆 調味料なし

   リンゴ8分の1

 

昼  野菜炒めちょっとあんかけ 塩味

   玉ねぎ、人参、モヤシ、マイタケ、豚肉、ピーマン

 

カフェラテ

 

夜  鶏肉スゥート&サワー 軽くあんかけ

   鶏むね肉、玉ねぎ、マイタケ、ピーマン、人参

   味噌汁 なめこ、豆腐

 

糖質・・片栗粉少々、ケチャップ少々、砂糖少々、リンゴ

 

空腹感はないので、そんなに辛くはありません。

夕方、コーヒーショップに行った時、カフェラテを飲みましたが

ケーキとか、ガトーショコラーとか・・・たくさん置いてありました。

こうしてみると、

糖質制限始めるといつも思うのですが

世の中・・・糖質でできているな!!!!!って。

 

 

 

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自分の身体に向き合う

今年は病人をやめると決意したところですが、友人のおかげでちょっと目が覚めた感が。

この1年、すっかり病人になっていた私は実になりゆきまかせで、どこか他人の事のような呑気なところがありました。(反省中)

友人のすすめでちょっと勉強したところ、とても興味がわきまして、

いろいろやってみることにしました。

 

最初の頃に挑戦していた糖質制限にも、もう一度立ち返ろうと思います。

きっかけはこちら。

川徳美先生のお話です。

16296315.at.webry.infoやはり、癌をなくすためには糖質制限は必要。

ミトコンドリアを活性化させるために、鉄分、ビタミンB群、たんぱく質をとる。

酸化を防ぐために、ビタミンE,Cの大量摂取。

 

まずはできるところから、

サプリメントを早速購入しました。

ビタミンBは病院から処方されてるので。とりあえず、EとC。

輸入なのでちょっと日数はかかりそうです。

積み重ねるもの

あんまり根気よくコツコツと努力できるほうではありませんが

日々生きていて、山登りのように一歩一歩高みに近づいて行けるという

そんな前向きな充実感が欲しいなと・・・思うのです。

 

たぶん、自分にとってそれは仕事のスキルだったり、趣味のクオリティだったり

経験値や失敗からの学びや、苦手の克服や

少なくとも昨日、先月、去年の自分と比べて進歩したな~~と

日々を積み重ねてきたんだな~~と

そう感じることが大切だったのだと思うのです。

 

子育てしているときは、子供の成長が目に見える形で自分の日々を実感できるわけですが、みんな大人になってしまうと、やはり成長するものを自分の中に求めるしかない(笑)

 

そんなことを考えるのは、去年病気からの体力やら身体のクオリティやらの低下により

ずるずるといろんな積み重ねてきたスキルが滑り落ち、取り戻すためにリハビリの日々を送ったから。

高齢者のリハビリをお手伝いしていると、「現状維持」がとても大変なことだと感じます。2歩進んだと思ったのに、体調を崩したり、痛みが出たりすると、すぐ3、4歩は下がってしまいます。またやり直す、しかないです。

あきらめない!やり続ける!それが基本です。

 

しか~~~し!

自分のこととなると、そうそう前向きに考えられない。

時間をかけて積み上げたのに・・・・崩れちゃった・・・ああ!

でも、あきらめるわけにはいかないから、また積み直す。

 

人生は賽の河原のように・・積んでは崩れ、また積んで(笑)

 

それにしても、人間って意味のない事でも一生懸命積み重ねる生き物なんだよね。

それやって、何になるの?何の役に立つの?ってことでも

自分にとっては積み重ねる意味があるにちがいない。

昨日、今日、明日と自分が生きていく連続性を感じたいのかな~~!

 

食事療法について

先日、尿酸値についてのTVを見ていたところ、尿酸値をあげる原因は食物は2割。

じゃ、後の8割は何?

なんと、尿酸を腎臓から排出する能力に問題があるという。

幸い私は痛風はないし、尿酸値は高いわけでもないので今までプリン体に関して

気にしたこともないけれど。

ビールやら、たらこやらウニとかレバーとか鮟肝とかものすごく我慢していた人を

何人か知っています。

彼らがこの番組を見ていたら・・・・「え~~~~!!!!!!!」って

泣くかも。

結果として、尿酸を排出するには一日に牛乳をコップ1杯程度飲むとよい!

という話でしたが・・・。ヨーグルトでもいいそうです。

食べ物は、そんなに気にしなくてもいいという事・・・だよね。

 

ちなみに、世間では(医学界?)コレステロール値をあげないように、卵は一日1個まで・・なんて言ってたものも、最近では卵は関係ないよ~~~ってことになっているらしい。

そもそも、コレステロール値の基準値に関しては最初からいろいろ批判があって、コレステロール値を下げすぎるのはむしろ危険ともいわれているし。コレステロール値が多少高いほうが長生きとかも言われている・・。

 

さて、玄米菜食が健康法として人気だったのはついこの前までで、マクロビオティックは私も少しやってました。

ところが、糖質制限がはやってくると、穀物は×なわけです。

むしろ肉を食べろと・・・・。

癌にならないためには、免疫力を高めるためには

なってしまった癌を消すためには・・・。

何が正しくて、何が間違っているのか

あまりにもいろいろな説がありすぎて、困ってしまいます。

 

玄米菜食では、治らずに亡くなった人も知っています。

せっかくの機会なので、試してみようとは思うのですが、

糖質制限はじてみたものの、続かなかったし・・・・。(意思が弱い・・・)

今日の常識が、明日の非常識。

食事療法に関してはイマイチ!

信用できないところがあります。

 

医学の常識も・・・・少なからず、覆される運命にあるのかも。

 

 

2017年にやりたいこと

去年の今頃はまだ入院中でした。

今年はこうして普通に日常生活を送っていられるって、本当に有難い事です。

先日、娘が結婚式をあげました。

母に送る手紙・・・ああ、泣かされちゃうなあ~~と恐れていた通り

大泣きです(笑)

その手紙の中で、「母が病気になり、あと10年ぐらいしか生きられないかもと言われ、

もっと長く元気でいてほしい」というくだりがあり、娘に心配かけちゃってるなって

実感したのでした。

病気は未だ治ってはいないものの、体調はよくて、病名やら病態やら、いろいろ大げさなんじゃないかと思うくらいです。

 

仕事もだいぶ以前のようにできるようになり、量的には以前の半分くらいではありますが、まあ、以前は夜遅くまで仕事をしていたので、今の方が人並みかもしれません(笑)

 

8月、10月、12月とリツキサンのみの維持療法が続き、検査の数値はヘモグロビンは13あたりで安定しています。

抗体検査はずっと+のままなので、依然として癌化したB細胞は活動しているようです。

 

先生の話では、

このままリツキサンの維持療法を続けていけばいずれ効かなくなってくると

身体の中にリツキサンが溜まっていくこともあると

で、安定しているうちに次の一手で攻撃しようということになっていましたが

4月をめどに次の一手をうつことになりました。

仕事にも差しさわりがなく、抗がん剤のような副作用もないということで

ベンダムスチンを使う事を希望したところ、先生も賛成してくださって

4月から1カ月に1回のペースで6回の治療に入ります。

 

ところで、リツキサンの治療をしているとインフルエンザのワクチンは打てないらしいです。

抗体ができないらしい。

まあ、いつも打ってないのでいいのですが、抵抗力が弱っているので(白血球3000)打ったほうがいいのかなと思い、先生に尋ねてみました。

 

やっぱり、人混みは避ける。マスクと手洗い。

ああ、映画見に行きたいけど・・・我慢します!!!

 

ここまで来て題名について思いだした。

2017年にやりたいことって・・・病人をやめることかな。

病気だけど・・病人にはならない。

普通に生活して、体も甘やかさずにちゃんと鍛えようと思います!!!

おお!われながら素晴らしい(自画自賛)

普通の生活ができるって、なんて素晴らしいんだろう。

治ってないかも。

お久しぶりです。

8月の検査でクームスという抗体検査が+になってしまいました。

5,6.7と抗がん剤治療終了後の3か月はマイナスだったのですが。

抗体検査がプラスになり、ふたたび溶血もみとめられました。

幸いヘモグロビンは13と安定しているので貧血は出ていないのですが

溶血があると、なんとなく貧血のような動悸や眠気などが出てる気がします。

一時的に、残っていた癌細胞が盛り返しているのか、はたまた悪化していくのかは

まだわかりません。

 

正直、抗がん剤治療の後は最低半年から1年くらいは安定するのではと

思っていたので(根拠はなし)

ちょっとショックでした。

先生と相談のうえ、8月からリツキサン単体の維持療法に入ることにしました。

これは、2カ月か3カ月に一度リツキサンの点滴をすることで、状態を維持しようという

治療です。

去年2015年4月から2年間のリツキサンによる維持療法が保険適用として認められました。

ホヤホヤですね。

という事でちょっとラッキーな感じではあります。

でも、リツキサンはCD20という癌化したB細胞が持つ溶血を起こす作用を食い止めるものの、癌細胞を破壊するものではないので、維持療法がどこまで状態を維持できるかは

不明です。

維持療法でも、状況が悪化するようであれば、新たな抗がん剤の治療をするか

他の治療法を考えなければいけないのです。

とりあえず、3カ月に一度のペースで予定したものの

8月の治療後の成果があまりみられず、予定では11月に行うことになっていたものを

10月に繰り上げることにしました。

それでも、効果がない場合は、今後の治療をどうするか、セカンドオピニオン

受けてみたら?というのが先生の勧めでした。

 

仕事ができなくなると、経済的にも精神的にも困るので

なるべくなら抗がん剤治療を受けたくないのですよね~~~!

抗がん剤の辛さには耐えなくてはと、思うのですが、指が痺れてしまうと仕事ができないのです・・・・。ああ、困った!

 

やはり、すっきりとは治らないので、しばらくは付き合っていかないといけないみたいです。