緩和ケアとの出会い
緩和ケアって、癌による痛みのコントロール。
あるいは、終末期的ホスピス風な・・・・
という風に勝手にイメージしてました!!!
これは大きな思い違いでした。
実はまた、ヘモグロビンが急に下がったために入院しています。
最初の病気出現(悪性リンパ腫)からちょうど3年になろうとしているところです。
今回の入院については後ほどまた。
癌相談窓口というものが、たいていの癌拠点病院にはあります。
癌と診断されて困ったことや、不安や、経済的なこと、いろいろな相談にのってくれます。
治療に専念できるようにサポートしてくださいます。
私の場合、そう困ることもなく・・不安はあるものの、のたうち回るほどの痛みもなく、抗がん剤の気持ち悪さには、辟易したものの、それはしょうがないのであきらめて耐えていましたし。
さして、相談にのってほしいことがあるわけでもなかったので
今まで、その窓口に行くことはありませんでした。
というわけで、入院中のヒマなこともあり
なにか勉強になるかもしれないと
始めて、病院内の「緩和ケア」のイベントに足を向けてみることにしました。
そこでは、患者さんによる写真展などの展示や、患者さん、看護師さん、心理士さん、ボランティアさん、などを交えてのお茶飲み的な(お茶はでませんでしたが・・)
気軽な雰囲気での会話がありました。
どうしたら、がんの辛さをやわらげ、うまく付き合っていくことができるのか。
一人で抱え込まずに、サポートしてしてくれる人たちがいますよ~~!!
そういうイベントなのでした。
患者さんどうしでも、いろいろお話を聞いたり、体験談や知恵を拝借したり、
助け合うことができます。
私は患者の立場として、参加したわけですが、
「自分にも、できることがありそうだ~~~!!」
これはすごい発見でした。
さっそく、緩和ケアを専門に勉強されている、相談担当の看護師さんに
「私も緩和ケアに関わって行きたいと思いました。いろいろ教えて下さい!」
と、お時間とっていただき、たくさん教えていただきました。
まずは、いろいろ勉強することもたくさんですが、
少しずつやっていくとして
どういうかたちで、参加していくことが可能なのか。
「鍼灸師、マッサージ師」としてかかわっていくことも含め
自分に何ができるか。
病気と体力の回復を待って
やりたいことがたくさんできてしまいました!!!
まあ、ステロイドハイ状態の頭ではあるので
ハイテンションになってしまいますが・・・。
患者としても、サポーターとしても
できることがたくさんありそうです。